さよなら大好きな人

2001年8月31日
元彼は今日で会社を辞めてお引越し。と言っても、私の家から1時間ほどのところなんだけど、これからはバイトへ行っても彼はいないんだなーって思うとなんだか無性にさみしい・・・。

今までは車で10分ほどのところに住んでたし、別れてからは会おうと思えばバイト先で会えたし。

もうあのアパートには彼はいないんだよな。さみしくなって通ってみても、もうそこには彼の車も、部屋から聞こえる大音量の音楽も、ベランダのユーカ
リも、彼の面影は何一つないんだよね。

そう分かっていても、しばらくすると見に行ってしまうのかな、私。

今日は本当の”さよなら”をして見送りをしたかったけど、月末恒例の”棚卸し”業務のためもう1つのバイト先で残業だったから、彼が仕事を終えて車に乗ってる頃に電話で”別れの挨拶”と”長い間おつかれ”っていうのを言おうと思ってた。

そしたらなんと、10時過ぎに電話がかかってきて、今チェリーのバイト先の店のドアの前にいるんだけどって。

えっ?って思って入り口のブラインド上げたら彼が立っててびっくりした。わざわざ挨拶に来てくれたみたい。

「仕事終わったからこれから帰る」って言ったから、最後にちょっと話したくて、

「もう少しで仕事終わるから待ってて!」と思わず叫んだ私。

彼:「うーん、じゃあ、10分だけなら待ってる」

急いで仕事を終わらせて電話して、私の家まで送ってもらうだけのつもりがいつの間にかしばしドライブ。そしていろいろ話した。

結婚式の日取りが決まったって教えてくれた。11月4日。二次会だったら呼んでくれるかもって。でも彼の婚約者は私の顔知ってるからどうなんだろう?彼もそのことを心配していて、「彼女に聞いてみるわ」って言ってたけど。まぁ、どんな女でも本音としては、好ましくは思わないだろうし、むしろ気分を害するかも知れない。しかも私が参加したことで、人生で1番幸せを感じる晴れの日に、彼の大切な人にそんな思いをさせちゃいけないなって気持ちもあるんだけど、なんだか行ってみたいっていう気持ちが強い。

まぁ、このことはぼちぼち考えよう・・・。

別れの挨拶のつもりが、この間のコンパの後日談みたいになっちゃって、なんだか笑いながら楽しくしゃべってた。

でも、ふと彼が、

「俺はチェリーのこと、誰よりもよく知ってるのかもな、体のことも全部含めて。」

そうです!あなたは私のこと誰よりも知ってる人です、私の家族よりもね。

「ある意味私は、あなたのこと家族みたいに思ってた。」

「それはやばいだろっ、近親相姦だもん」・・・彼

あのさぁー、いっつもそうだけど私がしんみりと真面目に語ってるのにちゃかすなよ!

・・・まぁ、そこがあなたのチャームポイントでもあるんだけどね。

そういうわけで真面目に語れなかったけど、

「あなたと出会えたこと、付き合ったこと、同じ時間を過ごせたこと、心から良かったと思っています。

 ○○のこと好きだという気持ち以上に

  ○○との空間、時間が好きだった。
  ○○といる”私”自身のこともすごく好きだった。

 あなたと出遭わなければ、今の私は決して存在しない。だから、今の私に出会わせてくれてありがとう、感謝しています。

 強い所も弱い所も、喜びの涙も悲しみの涙も悔しさの涙も、ぜーんぶ見せられたのはあなただけでした。

 だから、あなたのことは家族みたいに思っています。恋人ではなくなってしまったけど、あなたには婚約者ができてしまったけど、それでも私はあなたのこと、大切に思っています、幸せになってほしいって心から思っています。

 もうこれからは接点がなくなるから会うことはなくなるね。そう言った私に彼は、「なにか困ったことがあったらいつでも来いよ」って言った。

 あなたってぇ人は、ほんとにもう罪な男だね、まったく。そして私たちは、お互いの健闘を願いつつ、固い握手でお別れした。

 愛情っていう形のないもの、伝えるのはいつも困難だね、だからdarlin この「名もなき詩」をいつまでも君に捧ぐ


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